大学院入試Q&Aquestions

物理工学専攻は、工学系研究科の中にありますが、やはり、工学や応用に特化した専攻なのでしょうか。
本専攻は、既存の物理学や工学の枠に捕らわれない新しい学問領域や産業を開拓することを目指しています。基礎的な研究から応用への先鞭をつける研究まで、幅広いジャンルをカバーしています。物理学を専攻したい人、応用に進みたい人、物理学関連で基礎と応用のどちらに進むべきか迷っている人すべてに対応できます。
学部では理学部物理学科に属していましたが、入学試験で不利はないでしょうか?
ありません。試験は、外国語・一般教育科目(数学)と専門科目(物理学)と口述試験からなります。専門科目試験では、物理学の基礎に関する問題が出題され、決して特殊な知識を問うものではありません。詳しくは、「大学院受験について」のページの入試案内 (PDF)と過去問題 (PDF)を参照ください。
大学院受験について
外部の大学から受験しようと考えていますが、物理工学科内部からの受験生に比べてハンデがありますか?また、各研究室の研究内容を詳しく知りたいのですが、直接先生に伺ってもいいでしょうか?
ハンデはありません。受験生の出身大学学部によらず、試験成績のみで合否が判定されます。これまでにも、多くの大学から物理工学専攻に合格しています。また、興味を持たれた研究室の教員には、遠慮せずにコンタクトをとって何でも聞いてください。本専攻のすべての教員は、皆さんからの質問や相談を歓迎します。
修士課程修了後の進路状況を知りたいのですが。
例年、修士課程修了者の2/3程度が就職、1/3程度が博士課程に進学しています。就職については、毎年、70社以上参加の企業説明会を開き、企業見学、先輩面接および就職相談などを通して各自の能力を活かせる進路を決定する支援を行っています。博士課程修了者は、大学や国内外の研究機関、企業の研究所等に就職しています。詳しくは「卒業生の進路」のページを参照ください。
卒業生の進路
大学院在学中に海外の大学に留学したいのですが、可能でしょうか?
東京大学には海外のいくつかの拠点大学と交換留学制度があります。この制度を利用すれば、東京大学での修士在学期間を延長することなく数ヶ月から約一年間の留学が可能です。ただし、選考を通過せねばなりません。

「大学院入試について」質問送付先

  • 物理工学専攻教務室
  • office(at)ap.t.u-tokyo.ac.jp