物理工学科カリキュラムcurriculum
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基礎工学・応用数理
回路学第一

講義項目Outline

センサ、アクチュエータ、ディスプレイ、コンピュータ、通信機、など、あらゆるデバイス・装置は電気回路によって動作している。電気回路・電子回路を理解し、設計できるようになることは、現代のハードウェアの限界を見通しながら、それらのシステムを自在に設計する力を獲得することとほぼ同義である。また、等価回路は線形システムを幅広く記述することができ、複雑な物理システムの振る舞いを理解するツールともなる。本講義では、電気回路の理解を確実なものにするとともに、オペアンプ、スイッチング回路など、幅広く適用可能なアナログ電子回路の基本要素の理解とその活用スキル習得までを目標とする。

  1. 回路とは? 何を学ぶのか?
  2. 物理とシステムをつなぐ 「等価回路」
  3. 線形システム・電力・電源
  4. 増幅回路とオペアンプ
  5. オペアンプの応用回路
  6. スイッチング回路とその応用
  7. DA変換器とAD変換器
  8. 共振回路、フィルタ、変復調回路

担当教員Instructor 篠田 裕之