内部学生向け(物工教務室)

進学ガイダンスブック

内部学生のページ

物理工学輪講第二

[注意事項]
輪講第二の「題目」・「要旨」は発表の1週間前までにoffice[at]ap.t.u-tokyo.ac.jpあてに送付して下さい。

        
2017年5月9日(火)14:55~16:55
Aグループ 62号講義室(2階262号室)
司会: 伊藤 伸泰 准教授
Bグループ セミナー室C(3階372号室)
司会: 江澤 雅彦 講師
発表者名: 遠藤 翼
指導教員名: 吉岡 孝高 准教授
発表題目: 分子の磁気光学トラップ
要旨:  真空中で原子を冷却し捕獲する手法として,レーザー冷却および磁気光学トラップ(MOT)が知られている.これを分子に適用するには,回転・振動の自由度のためさらに精緻な実験の設計が必要となる.本発表では,二原子分子SrFを冷却しMOTを実現した最先端の論文を紹介する.
発表者名: 坂間 俊亮
指導教員名: 香取 秀俊 教授
発表題目: 可搬型光格子時計の開発とその性能の検証
要旨:  これまで光格子時計は様々な大学・研究機関で開発、性能評価が行われてきたが、これらは研究施設内で固定されて運用されている。光格子時計を用いた標高差測定といった工学的応用においては、測定地点を任意に選択できることが望ましく、そのためには光格子時計の可搬化が必要である。本発表では、小型化し、トレーラーに載せて可搬化を実現した光格子時計と、既存の固定された光格子時計との性能比較を行った論文を紹介する。
発表者名: 柏木 聖生
指導教員名: 吉岡 孝高 准教授
発表題目:
高次高調波によるコヒーレントX線の発生
要旨:  高強度の超短パルスレーザーを気体に入射することで、入射光の高次の倍波が生じる。これは高次高調波発生と呼ばれ、生じる光はコヒーレント、短波長、さらにアト秒のパルス幅を実現し、新しい測定・制御への利用が研究されている。
 今回、X線領域の高次高調波を初めて発生させた論文と、近年盛んな固体中における高次高調波発生について紹介する。
発表者名: 西川 遣治
指導教員名:香取 秀俊 教授
発表題目:原子干渉計を用いた重力定数の測定 
”Precision measurement of the Newtonian gravitational constant using cold atoms”
要旨:
重力定数は基礎定数であり、測定でのみ値を知ることができる。その測定にはねじり天秤等のマクロな系を用いた様々な手法が用いられたが、それぞれの実験の測定値の差が測定誤差を大きく超えており、未知の系統不確かさが存在する。この系統不確かさを除くには、異なるアプローチによる測定が必要である。
本発表では、従来の計測方法とは異なる、原子干渉計という量子計測を用いた重力定数の測定について紹介し、この計測方法による測定値と従来の方法による測定値との比較を行う
発表者名: 島原 光平
指導教員名: 吉岡 孝高 准教授
発表題目:
巨大リュードベリ励起子
要旨:  半導体中の電子と正孔が形成する束縛状態は励起子と呼ばれ、水素原子に類似したエネルギー準位を示す。今回は、その中でも非常に大きな主量子数を持ち、固体物理研究に新たな展開をもたらすと期待されている巨大リュードベリ励起子について紹介する。
発表者名: 三島 大明
指導教員名: 香取 秀俊 教授
発表題目:光格子時計ネットワークによる標高差の測定
要旨:  2001年に香取教授によって提唱された光格子時計は,高精度な周波数計測を可能とし,「秒」の再定義などに期待されている.
本論文では,光格子時計の応用として,東大1台と理研2台の計3つの光格子時 計を光ファイバを用いてリンクし,重力赤方偏移を観測する事により5cmの精度で東大ー理研間の標高差を測定した..

 
 

↑ ページトップ