学科 専攻長の挨拶

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物理工学科 学科長・専攻長 小芦 雅斗

物理工学科に興味を持つ学生の皆さんへ

物理工学とは、工学を支える学術領域の中でも一番の根本となるものであり、物事の原理原則に立ち戻ったところから積み上げていく分野です。物理のルールはシンプルに書き下すことが可能ですが、一方で、それらのルールを組み合わせることによって無限のバラエティを生み出すことができるという面白さがあります。そうした物理を学ぶ場である物理工学科は、工学部に属する学科として、いずれ何らかの役に立つことを常に念頭に置きながら新しい知見を切り拓いていく場です。

 

物理工学科に進学すると、まず物理学の基本である電磁気学、量子力学、統計力学をみっちり学びます。これらは100年、150年の歴史を持つ分野ですが、決して古ぼけた教科書を読むのではなく、研究の最先端を走っている教員陣の手によってきれいに整理された形で学ぶことができます。そうして3年生でしっかりと基礎を身に付けた後、4年生で研究室に所属し、学んだ物理の基本を現代の問題に活かしていくことになります。

 

例えば、物理法則を理解し組み合わせることによって新しい物質を創成する、あるいは物質の持つ性質を解き明かすことで新しいデバイスの発明へと繋げていく。光と原子を支配する物理法則をとことん使いこなして今までにない高精度の時計をつくる、さらに我々の日常世界とは全く異なる量子の世界を敢えて利用して非常に高速なコンピュータや究極のセキュリティに繋げていく、等々。多彩な研究が皆さんを待っています。学部4年生で始めた研究が世界的な成功へと繋がる例も少なくありません。

 

いま大学生の皆さんが社会の第一線で活躍する10年後か20年後、時代の移り変わるスピードはさらに増し、社会は予想を超えた新しい局面を迎えているに違いありません。しかし時代がどう変わろうとどのような問題に直面しようと、物事の基礎となる物理工学の素養があれば、問題解決のためにどこで何を調べどのように行動すべきかといった対応力を発揮できるはずです。単に物理について知るだけでなく、将来それを活かせる人材を育成することが本学科の目標の一つです。

 

本学科の教員陣は特に、若い4年生のうちにチャレンジングな課題を投げかける傾向があります。物理工学の最前線に立って知見を積み重ね、それが未来に活かされる喜びをぜひ味わってください。大いに期待しています。

 

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