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駒場生が知らない物工ライフ、3年生が語りました。

内容の濃い講義で基礎固め

 

Q. 進学後、物工の印象は変わった?

三橋:工学部のイメージとは違って、実際に入ってみると理論の割合が高くて。物理の根本的な勉強ができてとても良かったです。
いろいろな理論を学べるので、今まで個別の現象だと思っていたものが系統的に扱えるようになるのが面白い。

久保田:計数工学科の講義がたくさん取れるのも特徴ですね。

岩村:どの講義も内容が詰め込まれている印象です。3年生が終わるまでの1年半でかなりの分野を扱うので勉強していないとすぐ置いていかれちゃうけれど、一方で演習の授業が別立てで用意されているので、いつもペースメーカーがあるような感じで、学習はしやすいと思います

藤村:同期はみんな自力で頑張る勉強家が多いです。私は理解が遅くて授業中も疑問点がいっぱい出てくるんですけど、わかる人はどんどん帰っちゃいます。

岩村:わかってるかどうかは別として(笑)、何でも自分で調べなきゃという感じは僕にもあります。ノートを見返したり参考文献を見たりして、なんとかしています。

藤村:先生は、生徒のことを頭がいいと思ってる(笑)。ものすごい勢いで授業が進んで行きます。

杉本:「質問ありますか」しーん「はい次行きます」という感じ(笑)。できるものなら最初から全部質問したいくらい。

藤村:量子力学演習の授業では毎回すごく難しいレポートが出て、みんな頭が良いから解けちゃうんですけど、先日「今回の問題はネットで調べても絶対に解けないから6人でやってきて」とすごく嬉しそうに言われた時はどうしようかと思った(笑)

杉本:聞いていた通りレポートは多いんですが、逆にレポートがないと私はついていけない、と思いました。レポートがあるからこそ理解が深まって試験も乗り切れるように思います。

久保田:むしろ建築とか機械系とか、他学科に行った友人の方がレポートは大変そうです。

Q. 面白い授業は見つかった?

杉本:輪講という授業は、指定された英語の教科書を読み、それについてみんなの前で発表するという形式で新鮮でした。習っていない範囲を読んで発表するという経験は実践的で、今後のためにも良い練習になったと思います。

久保田:3年の夏の時点で輪講があるのは珍しいかも。僕がやったのは授業とかぶる内容だったので、授業内容がより理解できるようになって楽しかったです。先生が良かったのかもしれませんが。

三橋:僕はやってみたかった磁性の本を読むグループで勉強できたので、かなり楽しかったです。先生が内容を補足してくれる中で最新の話題にも触れられました。

岩村:僕は3年前期に必修で取る物理工学実験法が面白かったです。実験法という名前の通り、実験の方法やデータの取り方、レポートのまとめ方を教えてくれるのですが、駒場の授業でやった実験と比べると装置のセッティングができていないとできない実験や、貴重な機材を扱う実験も経験できました。

岩村:物工って授業自体は基本的に理論中心で進んでいくので、その中では応用の話がカリキュラムとして組み込まれているわけではないんです。でも、最近先生や研究室の卒業生が研究している内容とか、研究のトレンドを雑談的に話してくださる先生もいて、それが面白いですね。

並んでテーブルに座る学生達

物工は欲張れる学科

 

Q. 3年生が思う物理工学の魅力って?

三橋:物工は単に物理の理論を学ぶだけじゃなくて、産業界との関わりも強いと学科のガイダンスで聞きました。将来身近なところで役立つことを視野に入れつつ基礎を勉強するというところに意味があるのかなと思います。

岩村:例えば半導体を発明するといったように、将来何か新しい技術を創るとしたら、物理を基礎から広範に学んでいないとできないんじゃないかと思います。

久保田:物工は基礎を踏まえて新しい価値を見つけていくところだって、ガイダンスブックに書いてありました(笑)。今はまだ基礎を鍛えている段階で実感はないのですが、4年生以降にそういうことをやっていくという意識は持っています。

杉本:私は最近学外の方から物理工学って何?と聞かれることが俄然増えて、どう答えたらいいのかよく考えるんですが、物工は物理を基盤としながらもそこからの応用がとても幅広くて、先生方もそれぞれどんどん新しい道を切り開いているので、3年生の時点でどんな道に的を絞って進むか決めるのはまだ難しい。それよりも今やるべきなのは、とにかくこの基礎固めを頑張ることなのだろうなと思っています。

Q. どんな人が物工に向いている?

久保田:物理が好き、理論が好きという人。それに工学部は就職にも強いので、親を安心させたければ工学部の物工がいいのかも(笑)。

岩村:基礎も応用もやりたい人には、守備範囲の広い物工が向いていると思います。どちらをやりたいか決めていない人にもいいですね。

藤村:物理学って個々のテクノロジーとは違って社会のベースにあるもの。例えば今普通に社会にあるコンピュータというインフラだって、始まりは本当に一握りの専門家しかわからないものだったわけで。そういう、最初に芽を生やすという作業は物理を理解している人じゃないと絶対にできないと思います。物理が好きで、物理の新しいところにスポットを当ててそこから社会の基盤となる技術を創り出していきたいと考える人には、物工が向いているんじゃないでしょうか。

[取材:2017年11月16日]

Profile

 
久保田 樹さん

■ 久保田 樹

入学時は化学生命工学科に惹かれていたものの、授業で準結晶の話を聞いてから物質に関心が移り、マテリアル工学科と物理工学科を検討。結局、理論や量子情報などの守備範囲の広さが将来役に立つかもと、物理工学科を選択。「強相関電子系や量子情報が強いのが東大物工の強み」。坐禅部に所属、ぼーっとするのが好き。趣ある6号館も悪くないと思っている。

岩村 顕也さん

■ 岩村 顕也

入学時からものづくりにつながる工学部への進学を考え、好きな物理・数学を幅広く扱っている物理工学科か計数工学科を希望。進学選択締切5分前に旅行先の熊本で物工を選んだその決め手は単なる直感。「3年以降ほとんどの授業を受ける6号館は図書室の本が充実していて気に入っています」。東大エレクトーンクラブ所属。

藤村 怜香さん

■ 藤村 怜香

高校時代から様々な技術に興味を持ち、社会の根幹を支える技術を開発したいと考えるように。理論を突き詰めて考えるのが好きで理学部物理学科とも比較検討したが、工学部である物理工学科を選択。「物工では量子力学・統計力学・固体物理・電磁気という四大物理がかなりしっかり学べます」。学業の傍ら、2018年五月祭の代表としても活躍。

杉本 雛乃さん

■ 杉本 雛乃

2年前期のUROP(全学体験ゼミ)で物理工学科の研究を体験。どこに行ってもやっていける基礎学力をつけるという学科の方針や、先生方の面倒見が良いという点に魅力を感じ、物理工学科を選択。2018ミス・インターナショナル日本代表に選ばれ、精力的に活動中。「いろいろな世界を見る機会が増えても、やはり物理を学んでいるのが楽しい」。理論より応用派。

三橋 洋亮さん

■ 三橋 洋亮

物理も数学も好きで、進学選択時は数学科・計数工学科も検討。磁性や超伝導などの物性に興味を持ち、また産業との関わりの強い分野に進みたいと考え、物理工学科を選択した。数学は今も自主的に勉強し、塾でも高校生に数学を教えている。「レポートは難しい問題もありますが、きれいに解ける良い問題が厳選されていると感じます」

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