3年生座談会

Details

取材日時:2016年12月

- 久保田 祐貴
資格取得が趣味で気象予報士の資格も持つ。小中学生向けに科学実験教室を運営するサークルに所属。

 

- バトトゥルガ ムンフツェツェグ(nickname: ムギー)
モンゴル出身。日本で頑張っているモンゴル人留学生を励まそうとSNSで情報発信中。

 

- バトトゥルガ ムンフツェツェグ(nickname: ムギー)
モンゴル出身。日本で頑張っているモンゴル人留学生を励まそうとSNSで情報発信中。

 

- 山田 詩乃
宇宙好きが集まるサークル「LiS」や学生で運営する就活カフェ「知るカフェ」などで交友関係を広げている。

 

- 赤松 孝俊
3年生の夏まで「劇団Radish」で舞台監督を務めていた。趣味の観劇はジャンル問わず。

 

- 赤松 孝俊
3年生の夏まで「劇団Radish」で舞台監督を務めていた。趣味の観劇はジャンル問わず。

 

- 遠藤 翼
中学時代からのゲーム制作熱が高じて、サークル「ノンリニア」では音楽制作にはまり始めた。

進学ガイダンスブック

内部学生のページ

講義はもう院生レベル!?
 3年生の物工リアルライフ

レポートがきついって本当?物工生って本当に優秀?
駒場生が知らない物工ライフ、3年生が語りました。

 

物理の綺麗な世界に惹かれた

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——進振りで物工を選んだ決め手は?


赤松:僕は計数工学科と迷ったんですけど、物工なら物理も数学もできて応用にも行けるかなと思ったのが理由です。
ムギー:モンゴルの大学では電気電子を学んでいたんですが、物理のいろいろな分野を知るにつれて興味が広がってしまって。東大に留学する前に理学部物理学科と物工でどちらにするか迷った末、分野が幅広くて、得意な実験が比較的多そうな物工を選びました。
山田:私は高校の頃から材料開発に興味があったので、最初はマテリアル工学科とか応用化学科かなと思っていました。物理工学で材料の研究をしているなんて知らなくて。物理といえば力学とか電磁気のイメージしかなかったけど、授業で物理の幅広さを知るうちに面白そうだなと。物工は大変そうだけど最先端のことができるような気がしました。
遠藤:僕は高校で微分積分をやっていた頃から、物理の綺麗なところが好きでした。少ない法則からいろいろわかるという綺麗さが。
山田:わかる。別々の現象が似た式で書けると知った時の感動とかね。
遠藤:それで進振りは理物と物工で迷うという典型的なパターンでした。最終的に物工を選んだのは、学部生のうちは研究領域よりも教育機関としてどうなのかが大事だと思ったからです。物工はがっつりレポートが出てみっちり教えてくれるような気がしたので。
久保田:僕も駒場で物理の授業を受けて、物理ってこんなに綺麗なのか、シンプルな法則でこんなにいろんなことがわかるのかと興味を持ちました。すっきりしているし覚えることも少ないし。それに理学部より工学部の方がものづくりに直結できる研究ができるのかなと。


レポートで理解が深まる

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——教育機関としての物工の特色って?


久保田:物理工学科の進学ガイダンスを聴いた時、工学部でありながら理論をしっかりやってくれるという印象があって。
山田:実際理論が多いよね。
久保田:理学部は毎週午後に実験をやっているところもあるけど、うちは殆ど座学。
山田:その分進度も他学科より速いよね。詰め込んでくる。
遠藤:量子力学第三のシラバスを見ると「この講義をもって大学院初等レベルの量子力学が完結する」って書いてあります(笑)
久保田:3年生で院生と一緒の講義をやっている学科は、他では聞かないですね。確かに進度は速い、そしてレポートが多い。僕は週に最大9本抱えたことがある。
遠藤:ただ、他の学科ではもっとすごいところもあるし、巷で言われるほどレポートブラックではないと思いますけど。人道的な量です(笑)
ムギー:レポートで理解が深まるということもありますから。
山田:確かに、レポートがないままあのスピードで講義が進んだら、理解できないかも。
久保田:物工にいなかったらここまで物理を勉強することもなかった気がします。否応なくやらされてはいるんだけど(笑)、身についてはいる。
赤松:理物に行っていたら計数の分野はできなかったろうな。
久保田:隣の計数工学科と同じ授業を受けられるのはメリットだね。制御論という授業では機械のシステムをどうコントロールするかを数式でモデル立ててというのをやったんですが、それが物工のレポートでめちゃくちゃ役に立った。
山田:フィードバックの話の時とか、工学の応用としてラプラス変換学べたしね。数学の一環として学ぶより、やる気が出ます。
久保田:学んだことが行き着く先をちゃんと教えてくれる。例えば代数数理工学という授業では暗号理論には今やっている代数学が役に立つ、とか。そういう話をしてくれるのは、工学部だからなのかな。

 

すごい教授と普通に話せる

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——学習スピードについていくために
どうしてる?


遠藤:相互扶助制度があります(笑)
久保田:お互い得意な分野を助け合う。特に演習は発表の機会があるので、お互いの知らない知識や考えを教え合っています。
ムギー:最近、レポートをこなすのに慣れて来た気がします。出されるペースは最初と同じくらい大変だけど。これに慣れたら後で社会に出てもやればできるというという気持ちになっています。
山田:わかる!常にレポートを持っていても焦らなくなってきました。自分でもなんとかなるという自信がついた。
ムギー:物工は、みんな優秀で、よく勉強していますよね。
赤松:なんだかんだ言って、みんなちゃんとレポートをやってきます。

 

——教員陣のサポートは手厚い?


山田:説明がわかりやすいです。教授って研究者だから教えるのは二の次という勝手なイメージがあったけど、教え方も巧い。
遠藤:工夫を凝らして教えてくれるし、楽しい話もしてくれます。
ムギー:大人数で授業する1、2年生の時と違って、実験中でもいつでも先生に質問できますしね。
赤松:まだ研究室に入っていないので先生のすごさを直接は知らないけど、ノーベル賞候補に名前が挙がっていたりすると、本当にすごいんだなと。
山田:でもしゃべれば普通。すごく距離が近いです。研究室を見学したいと教授にメールすると、早い時は15分で快諾メールが返ってきますよ(笑)

 

物工は欲張れる学科

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——学ぶ意識はどう変わった?


山田:自分が専門分野を持っているという意識は芽生えました。誰かに聞かれた時、これをやってますと言える。
ムギー:私は、たくさんある分野の中から進みたい方向が少しずつ見えてきました。今は固体の物性物理に興味を持っています。
久保田:僕は逆に、こんなことも物理に繋がっているのかという発見がいっぱいで、むしろ世界が広がりました。
赤松:僕は最初、物工に入ったからには理論をやっていくような気がしていたけれど、やってみると実験が楽しい。来年度からは研究室で実験漬けになると思うと楽しみです。
遠藤:私も、思ったより応用も悪くないなという気がしてきました。美しい理論を実際に使ってみるのもいいなと。
久保田:物工って一番おいしい学科じゃないかな。いろんな分野に触れられて。
山田:物理をやっておけば、他の分野にも鞍替えしやすい気がするよね。
遠藤:物理は数学よりも独学が難しそうな気がします。
山田:独学だったらこんなスピードでは絶対できないと思う。

 

——物工に向いている人ってどんな人?


久保田:いろいろ迷っている人にはいいかも。理論物理の美しさも学びつつ、応用も学びつつ、数学にも触れつつという、欲張りなことができる。
山田:物理が好きな人なら、多少自信がなくても、みんなが助けてくれるからやっていける。周りがみんな優秀だと不安になるけど、何とかなります。
ムギー:特に研究者になりたいと思っている人はぜひ物工に来て欲しいですね。
山田:そういえば博士課程進学率は工学部でも一番高いみたい。特に女子の先輩はほとんど博士課程に行っていて本当にびっくりする。
赤松:逆に、就職にも普通に強い。どっちにも行けるのが物工の良さです。

[取材:2016年12月]

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取材日時:2016年12月

久保田 祐貴

資格取得が趣味で気象予報士の資格も持つ。小中学生向けに科学実験教室を運営するサークルに所属。

バトトゥルガ ムンフツェツェグ(nickname: ムギー)

モンゴル出身。日本で頑張っているモンゴル人留学生を励まそうとSNSで情報発信中。

 

山田 詩乃

宇宙好きが集まるサークル「LiS」や学生で運営する就活カフェ「知るカフェ」などで交友関係を広げている。

赤松 孝俊

3年生の夏まで「劇団Radish」で舞台監督を務めていた。趣味の観劇はジャンル問わず。

 

遠藤 翼

中学時代からのゲーム制作熱が高じて、サークル「ノンリニア」では音楽制作にはまり始めた。

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