物理工学科とはAPPLIED PHYSICS

物理が好きで、
量子に興味がある君へ。

例えばニュートンやアインシュタインのように、たったひとつの知恵で世界を塗り替える歴史を私たち人類は何度も経験してきました。
多くの先駆者たちが森羅万象に目を向け、探求してきたおかげで、20世紀のうちに物理学の基本ルールはほぼ確立したといえるでしょう。

しかし、私たちは未だ、自然界のルールを知っただけに過ぎません。

21世紀に生きる私たちは、ルールの上で定石を見いだし、それを駆使する達人になろうと日々研鑽を重ねているのです。

私たちが追い求めているのは、五年後に色褪せてしまうような流行りの技術や発見ではありません。
物理学の深いところにはたくさんの可能性の種が眠っていて、立ち上がろうとしています。これを花開かせることができるのは物理学と工学の先端での融合です。
物理工学科は、これまでの世界になかった新しい物理を生み出す現場なのです。

いま、世界中を閉塞感が覆い、社会は様々な限界に直面しています。そんな時代だからこそ、自然界の成り立ちを根本から再考し、それに立脚して革新的な価値を創造する物理工学的思考は、人類に最も必要とされていると言っても過言ではありません。
物理工学科は、量子物性や量子情報などの研究で世界を先導しています。その研究はやがて、想像を超えた未来に私たちを連れていくことになるでしょう。

物理×工学で 世界を変える